地図ロイドのバージョン15.11から,表示できる地図の種類に「ベクトル地形図」を追加しました.
これは,地形図から文字などを除去して簡素化し,堰堤などを強調した地図です. ご自分でカスタマイズすることも可能です.
国土地理院の
ベクトルタイル提供実験
のデータを使わせていただいています.そのため,安定して継続するとは限らない実験的な機能ですので,ご了承ください.
堰堤を強調しているというのは,自分が歩いている六甲山系に堰堤が多くて目印になりやすいからというだけの理由です.
ご自分の好みに合わせて,スタイル設定でカスタマイズしていただければと思います. ベクトル地形図を表示するMENU-地図を選択 または,画面に「地図を選択」ボタンが出ているならそれを押して, 「ベクトル地形図」です.※頻繁に使う場合は,この「ベクトル地形図」を長押しすれば,画面にピン留めすることもできます. すると,ベクトル地形図が表示されます. 文字が無いためすっきり簡素で,堰堤が赤で強調されています.(これはスタイルがそういう設定になっているからです) ズームレベル16~18しか使えません.それ以上の縮小ズームアウトはできません. 16~18といっても,提供されているベクトルタイルのデータはレベル18だけです. 16から18のどれかで表示しておけば,端末にキャッシュされて,他のレベルでも電波圏外で表示できるようになります. スタイル設定先ほどの「地図を選択」の画面で,ベクトル地形図の右の3点ボタンを押せば,設定画面がでます.色と線の太さおよび,色別標高図を重ねる場合はその濃度を指定できます. この「ベクトル地形図」機能が対象にしているのは, 国土地理院ベクトルタイル提供実験(基盤地図情報(基本項目))に含まれるデータのうち,一部だけです.以下に挙げます.
提供実験されているベクトルタイルのデータには,他にもクラスがありますが,この機能は簡素な地形図という位置づけでもあり,現在のところ上記の項目しか扱っていません. もし需要があれば,掲示板またはメールでお知らせください. |