★携帯電話の電波情報共有サイト「山の電波地図」をオープンしました!
山旅ロガーのバージョン4.24からは,電波情報の記録に対応しました. 測定中に,携帯の電波がその場所でつながるかどうかの情報を記録できます. 記録した情報は最新の地図ロイドで表示できますし,「GPX形式」「KML(完全データ)形式」で出力したファイルに含まれます. どの場所に行けば電波がつながるか,自分や他の人があとで同じ場所に行くときの,参考になるかも知れません 1.電波情報を記録する山旅ロガー(無料版またはGOLD)で,メニュー-設定から「機能」を開いて, 「電波情報を記録する」をオンにしてください.そこに書いてあるとおり,次のことに注意してください.
★注意★
ASUSの機種では,画面がオフの状態では最新の電波情報を取得できないという現象が確認されています. 画面がオンの時の電波情報が,そのまま記録され続けてしまいます. ASUSの機種(Zenfoneなど)では事実上,この電波情報取得機能は使えないとお考えください. バージョン4.25以降で記録した場合は,測定結果の一覧に電波情報として表示が出ます. 表示しているのはモバイルAPN(spmode.ne.jp)とカバー率(94%)です.
2.記録した電波情報を見る結果を地図上で見るには,地図ロイドの最新版(バージョン10.2以上)が必要です.山旅ロガーの機能ボタンやグラフ画面の地図ロイドボタンから,地図ロイドを起動してください. 初めは,電波情報の表示はオフになっていますので何も出ません. 左上の稲妻ボタンを押してトラックログ画面を出して,「設定」タブを開き, 「電波情報マーク」のところでチェックを入れてください. 今回は,圏外と圏内の両方に入れてみます. すると,マークが表示されます.圏外は赤,圏内は青のマークが出ます. マークが多すぎてごちゃごちゃしていますので,圏外の赤だけチェックを入れることにします. すると,圏外の場所だけマークが出ます. 石楠花山の三角点付近や,東に向かう獺池方面への分岐点付近に,電波圏外になっている場所があるのがわかります. この周辺エリアはほとんどが圏内(青)でしたので圏外(赤)のマークを付けましたが, 逆にほとんどが圏外になっているエリアですと,圏内(青)のマークを付ければ見やすいと思います. 3.記録した電波情報をファイルに出力する山旅ロガーに戻って,先ほどのトラックログで「機能」ボタンから「共有・出力」を使います.すると,電波情報が記録されているデータでは「電波情報を含める」というチェックを付けることができます. これをオンにすれば,電波情報(1:圏内,0:圏外)がファイルに含まれます. この情報は拡張要素に記録しています.実際の記録のフォーマットは,出力されたファイルをご覧ください. 4.記録した電波情報を他の人に共有する山旅ロガーFlashのバージョン3.1では,SNSへの投稿機能で電波情報に対応しました.Twitter,Facebookへの投稿内容に,電波情報を含めることができます. 山旅ロガーFlashの「SNSへの投稿」ボタンから,「電波カバー率を入れる」をオンにすると, 投稿するメッセージに 電波カバー率:94%という風に追加されます. (カバー率の説明は「1.電波情報を記録する」を見てください) また,「地図のURLを入れる」と「スクロール地図を有効」の両方をオンにした場合に出力されるスクロール地図にも,結果が出るようになります.(これは,先ほどの電波カバー率を入れる設定とは無関係です) 出力された地図のURLを開いて, 「拡張版スクロール地図」ボタンを押すと,地図が表示されますが, もしデータに電波情報がある場合は,上部にマーカーをオンオフするためのチェックボックスが表示されます. 使用上の注意電波圏内かどうかはAndroidの標準機能(NetworkInfo#isAvailable())を使って判定していますが, その場所では必ず電波が使えるということを保証するものではありません.参考:Androidで電波圏外を判定する 保証はできませんので,それは了解された上でご利用ください. |