グラフをExcelで自作する

山旅ロガーはバージョン4.18から,グラフのデータをCSV形式のファイルとして出力できるようになりました.
これを使うと,パソコンが必要ですが,標高などのグラフをExcelなどで自分の好きなように作ることができます.
その作り方を説明します.

1.CSVファイルを作成してコピーする

山旅ロガーで,自作したいグラフを表示した状態にします.今回は,標高グラフで,横軸は距離です.
メニューボタンを押して,「グラフを共有」を選んでください.


するとファイル名などを指定する画面が出ますので,「CSV」を押して下さい.
そして,パソコンにCSVファイルをコピーする方法によりますが,「ファイル出力」「共有」のどちらかを押して下さい.
USBなどで直接ファイルコピーする場合は「ファイル出力」で,Dropboxやメールなどのアプリを使う場合は「共有」です.


今回はDropboxを使ってパソコンにCSVファイルをコピーしますので,「共有」を押してDropboxを選びます.


するとDropboxアプリが起動して,コピーができます.

2.Excelでグラフを作る

Dropboxアプリで,CSVファイルをパソコンにコピーしてきました.

そのCSVファイルをダブルクリックして,Excelを起動します. (ここではExcel 2000ですので,新しいExcelでは少し違っているかも知れません)


標高データが入っているB列を選択して「グラフウィザード」


グラフの種類は折れ線で,次へ


系列タブで,「項目軸ラベルに使用」にA列を指定.


完了を押してグラフができます.


細かい体裁を整えるのは,もはやアプリというよりExcelの話なので書きませんが,こんな感じに仕上がりました.

参考までに,mではなくkmを出すために,A列を1000で割った列(B列)を新しく作って,それを項目軸ラベルにしています.



CSVファイルの補足

  • 時間は秒単位ですので,グラフと同じように分にするには,60で割って下さい
  • 距離はメートル(m)単位ですので,グラフと同じようにキロメートル(km)にするには.1000で割って下さい